じいちゃんとワンコと…日々の生活

子供達が独立して、ワンコとの気楽な生活になるはずだった。母が亡くなって、末っ子なのにじいちゃんをひきとることになり、まだまだ忙しい日々が続きます。

熱海…帰途

日本旅館の離れというと豪華な旅だが、静かすぎるのと広すぎるのとで、夜中はちょっと怖かった。

目覚めると相方は1人で露天を堪能中。



夜は真っ暗だった露天が、朝にはとてもいい感じ。

窓を全開にして、清々しい空気の中で入浴。

朝食の用意が整うまでデッキで一休みしたり、庭園を散歩。



普段家にいるとギリギリまで寝てるのに、旅行の時は早起きができるのが不思議だ。



庭園の向こうに、コタツの間の窓が見えます。


朝食はというと、夕飯と同じく期待はずれ。

トホホ。。。


ところで「熱海」と言えば一番に頭に浮かぶものは?

お店のお客様方に「熱海に行ってくる」と言ったら、皆一様に「ヒホーカン、ヒホーカン😁」とのたまった。

言わずと知れた秘宝館である。

着いてから仲居さんにでも聞けばいいかと思っていたので、事前の調査は一切なし。

着いてみれば、こんな高級旅館。

聞くに聞けない。


そんなわけで秘宝館のありかはわからないまま旅館を後にし、最終日のこの日は貫一お宮だけ見て、あとはお土産を買ったりしてのんびりすることにした。


まずは駅まで行ってコインロッカーに荷物を預け、お土産を買いまくった。

買ったものは全て宅配。

便利な世の中になったものだ。


海岸まで下りて、散歩しながら貫一お宮を探すも、見つからない。

砂浜が続くばかり。

🎼熱海の海岸散歩する🎶

というからには海岸にあるものとばかり思っていたのだが、海岸から上がった歩道の方にあった。



歩道の方が上になっているので、なかなか見つからなかったわけだ。

朝食もたいしたことなかったし、いっぱいお散歩して、お腹はペコペコ。

いよいよ「キンメ」だ!

飲食店で行列に並ぶのは大嫌いな相方だが、今回はあえて行列の店へ。

昨日はふられたから、ここまできたら美味しいキンメが食べたい。


ごはんは2人でシェアすることにし、定食を一つ。



私の大好きな、さざえのつぼ焼き。



ジャーン、キンメ🎉🎉🎉



さすが行列の店、大きさもなかなかのものだったが、味もサイコー😃


行列の店で並んだものだから、食事が終わったらもう3時。

相方はそろそろ明日の仕事が気になる様子。

熱海ならその気になればいつでも来れるからと、それ以降の観光は諦めて帰途に着いた。


家に着くと、相方は書斎にこもりパソコンで仕事。

一気に旅行モードは終了し、いつもの日々に戻った。


この次に旅行ができるのは4月か5月。

今度はどこに連れて行ってもらえるか楽しみである。

できればそれまでには、じいちゃんが良い施設に入居できていればいいんだけど…。。。

熱海…露天風呂付き離れ

三角形に小さく空いたスペースで丸くなって寝る(ほとんど仮眠)のは50過ぎの身体にはキツイ。

旅行中は家事がないのが幸い。

熱海では日本旅館だから、大の字になって寝てやるー❗️


ホテルのアウト時間に合わせてチェックアウトして、熱海へ。

なぜ今回熱海にしたかというと、相方の翌日の仕事上、なるべく早く帰りたかったから。

熱海ならのんびりしても明日中には東京に帰れる。


熱海でのこだわりは、やっぱり「露天風呂付き客室」そして「部屋食」。

酒好きの相方は、どんなに湯質がよく見晴らしのいい大浴場があったとしても、夕飯時に酒を飲んでしまうと部屋まで帰るのも億劫、浴場まで行くのも億劫になる。

去年房総に行った時に初めて「露天風呂付き客室」を体験し、それから味をしめてしまった。

房総の時は9月だったので露天も良かったけど、山形に行った時は10月…秋の山形の朝湯はなかなかお湯から上がれないほど冷え込んでいてまいった。

熱海ではその教訓をいかし「半露天」なるものをチョイスしたのだが…さて、いかなるものか?


宿は来宮なので、この日は来宮神社に行き、周辺の散策することに。



来宮神社というと、まずは大楠。



社殿の左裏手にある第一大楠。

樹齢二千年にあやかって、一回りすると寿命が一年伸びるそうだ。

大涌谷の黒たまごみたい。



こちらは鳥居を入ってすぐ右にある第二大楠。

うっかりしてると見落としてしまう。

第二の方は落雷で中身がなくなっているが、それでもまだ生きているという。


神社からは、もう熱海の町には戻らず宿へ直行。



離れの入り口。



主室15畳。

2人で泊まるには広すぎる。



テレビと掘りごたつのある次の間。

この部屋だけでも十分。

この部屋から離れ専用の庭園が見渡せる。



大きな窓を開け放てば露天になる半露天風呂。


んー、一家勢揃いで来ても一部屋で足りそうだ。


旅のお楽しみというと、夕飯❗️

なんせ初日はどこでも食べられるオムライスだったし、前日は前日で1人岡山だったのでファストフードで済ませてしまった。

相方は出張が決まった時から「キンメ、キンメ!」と大はしゃぎ。

熱海だし、当然キンメが出ると期待していた。


ところが…


たいていの旅館では申し込みの段階からある程度、コース内容がわかるものだが、この旅館では料理の内容は行ってからでないとわからない。

決定権は板長に。

それに、行ってからのオプションもない。

キンメは出なかった😭

料理の量はというと…

まぁ、ちょうど良い量なんだろうが、食べきれないほどの料理に慣れてしまった旅行者には物足りない。


だから料理の写真は貼らないことにする。

1月の出張、姫路の次は岡山で仕事

岡山には早めに到着。

夕飯前に相方は仮眠、私は1人で大浴場へ。

相方の職場でよく使うこのホテルは上階に大浴場があるのが魅力。

おまけに大浴場前のロビーにはマッサージチェアがあって、無料で使い放題。


夕飯の時間になっても相方は起きない…ベッドは汗でビッショリ。

起きたのはもう8時過ぎてから。

こんな時間じゃ名物料理の店まで行ってもゆっくり料理を味わう余裕はないと、この日の夕飯はその辺のカフェで地元でも食べられそうなオムライス😭😭😭

食事から戻ってもベッドは乾いておらず、ベッドメイクを頼める時間でもないので、この日はバスタオルをベッドに敷いて就寝😭😭😭


翌朝も朝食の時間になっても相方は起きられず、会議ギリギリにやっと出かけて行った。

さて、相方が会議に出かけたので、この日は一日中私のフリータイム。

いつもならさっさと倉敷に行くところ。

いくつになっても女の子は女の子💕

あーいうところって、女の子は大好きですよね〜💕


お天気がイマイチなので、駅近のビルにあるマッサージに行き、お天気の様子を見ることにした。

普段なら選ばないようなチョー豪華なコースを選択😄

うーん、癒される〜😄😄

身体がスッキリして空を見上げると、お天気は回復どころか小雨まで降りだしているじゃないか😥

どーしよう…

1月の旅では、岡山まで来て初めて、倉敷をあきらめることとなった。

まぁ、今まで何度も出張にくっついてきて、その度に1人倉敷を満喫していたんだから、今回1回くらい行かなくてもいいか…😥

その代わりというのもなんだけど、駅の近くで、滅多にできないウインドーショッピングをすることにした。



半日歩き回って、買ったものはこれだけ。

太郎のマット…千円也。

留守番してくれている末っ子に写メを送ったら「そんなもの、こっちだって買えるじゃんか」と即答。

でもねぇ、、、主婦ならわかると思うんだけど、こんなものだからこそ、地元で見たら買おうとは思わないのですよ。

岡山でなら買える高級品?備前焼とか?

予算はマッサージに使っちゃいました。


夕方ホテルに帰り、大浴場とマッサージチェアを往復しながら、相方からの会議終了の連絡をひたすら待つも音沙汰なし。

テレビカードを買ってきて、ビデオを観ながらうたた寝。

じいちゃんが入院してからはお昼寝さえもできない日々だったもの。。


ようやく相方から連絡が入ったのは日付が変わる頃。

相方、酔っ払ってて何を言ってるのか皆目わからず、途中から同僚の先生が電話に出て「◯◯の角にいるから早くおいでよ」


体調が悪いはずの相方だが、大の酒好きでもあるので、勧められたら断れずついつい飲み過ぎ、二次会。

しかも私が待っていることも分かっているので、顔見知りの先生方が残ったところで私も入れて三次会。

もちろん体調が悪いので、酔いもいつも以上。

朝方部屋に帰るなりベッドに直行したはいいが、斜めに大の字。

私は三角に空いた小さなスペースに胎児のように丸くなって寝るしかなかった。


後で知ったことですが、旅に出る前から風邪っぽかったのだが、溜まった仕事を片付けねばならず、休養どころではなかったとのこと。

言ってくれればよかったのに。。

父上のこともあるし、、だって。

そう言えば、この前週は「俺、お見舞い行かなくてもよろしい?」と聞かれてた。

あれって、仕事あるからって意味じゃなくて、うつしたら悪いからってことだったんだって。


仕事は終わり、翌日はいよいよ熱海。