とにかくお相手のお父様との顔合わせと組んだスケジュールだったので、沖縄の旅もこの日が最終日。仕事帰りに慌てて飛行機に乗り、南国でなくとも汗だくになるハードスケジュールだ💦
最終日のこの日は飛行機ギリギリまで観光🏃💦🏃💦
いつもなら物書きである相方は「地元の生の生活を見る」と電車やバスでの移動を希望するのだが、なんせ今日は時間がない。沖縄にはゆいレールと路線バスがあるのみ。ゆいレールは空港から首里城までの13キロを結ぶモノレール。この日の観光はゆいレールで行ける範囲に絞った。
帰ってすぐには必要のない荷物は全てダンボールに入れ直し、ホテルから自宅へ宅配。スカスカのスーツケースを空港のコインロッカーに預け、ゆいレールで観光の予定。
さて、荷物をベッドの上に広げダンボールに詰めていると、ふとヘッドボードの上になにやら発見。
かなりピンぼけで見づらいだらうが、拡大すると…
コンタクトレンズ。
私も相方もコンタクトは使ってない。おそらくというか間違いなく、他の客のもの。
部屋の狭さはビジネスだから仕方ないとして……
眺望の悪さもこちらがオーシャンビュー指定を忘れたから仕方ないとしても……
これは言い逃れ不可だね。旅館の娘だからチェックは厳しいとはいえ、こんな手抜き掃除は許されません。
ホテルの仕事の経験もある私はパートさん達の手抜きにも通じているから、まぁわかるような気もするけど、でもいくらなんでもこれは😤
よかったぁ、部屋のグラス使わなくて。水でササッとゆすいだだけかもしれない。
みなさん、ホテルのグラスとかは要注意ですよ。中には、トイレからお風呂はもちろん食器類まで同じスポンジで洗うパートさんもいますからね。
拭き掃除なんか真面目にやってる人は、本当は少ないんです。息をフゥーッと吹きかけて終わり、なんて人もいます。ホテルの清掃の仕事仲間の何人かは、旅行する時必ずマイスポンジを持って行っています。だから私達はいつも、ホテルより日本旅館を選ぶんです。
もちろん、すぐにフロントに行き、画像を見せました。体液で感染する正体不明の病気が万延している時代ですからね。これはマズイですよ。前客の取り残し物があっただけでも問題なのに、使用済みの物となったらホテルとしては大問題です。本来ならばね。
このホテルで後はどうなったかは知りません。すぐにチェックアウトしましたから。
さて、観光。
ホテルの送迎バスで空港へ。
コインロッカーにスーツケースを預け、ゆいレールで首里城へ。
首里城近くの駅で降り、バスで首里城に行くつもりが、行ってみるとバスは出たばかり。そこに観光タクシーの客引らしいおじさんが来て、「今首里城に行ったら団体で混んでいる。その前にグラスボートに乗って時間調整してはどうか」と。
1万円のところを8千円と言っていたけど、もともとそのくらいなんだと思う。ダイビングを断念したのだからせめてグラスボートくらいは乗って帰りたいので行くことにした。1万円でも構わなかったんだけど、安いに越したことはない。
海はいいよね〜😃
沖縄まで来て潜れなかった、なんて😔
ビーチから首里城への途中、景色のいいところやさとうきび畑で写真を撮ってくれたり、地元の風習を教えてくれたり、とても感じのいい運転手さんだった。
相方と付き合うようになって、いろんなところに連れて行ってもらった。各地でお城があれば必ず寄ったからたくさんお城は見たけど、沖縄のお城ってちょっと違うな。。。
お城というよりお寺っぽい。拳法の映画に出てくるお寺みたいだ。
正殿前の御庭に敷かれているのは磚というタイル。これを目印に諸官が位順に並んだそうだ。
正殿内の王座だけは撮影OK📷
一通り見学して、さあ駅に戻ろうとなったが、タクシーで来たので帰り道がわからない。スマホで音声入力をしてみようとしたら、何度チャレンジしても…
「首里城から最寄りの駅」
「首里城から最寄りの駅!」
「首里城から最寄りの駅‼️」
ところが画面に表れるのは
「尻城から最寄りの駅」😥
どうなってるの、これ。よりによって尻。機械が進化しても、使う方が退化の一方ではどうにもならない。
慣れない音声入力は諦めて、先ほどタクシーを降りた場所まで戻って流しのタクシーをつかまえることに。1台だけ停まっているタクシーを覗くと「貸切り」の表示。さっき送ってくれた運転手さんが次のお客さんを連れてきて、戻ってくるまで待機中。
「国際通りまではムリだけど、ゆいレールの駅までなら」と送ってくれた。
超お得な8千円、とても親切な運転手さんだった。
終わり良ければすべて良し。
運転手さんのおかげで気分すっきり😄